夢売るふたりの感想です。
映画が公開されてやっと観てきましたが、
とにかく人物の描写がすばらしい映画でした。
阿部サダヲさんと松たか子さんの夫婦もそうですし、
共演者のみなさんそれぞれの役が
すごくヨカッタと思いました。
はじめは、自分たちの店を持つという共通の
目標のために手を取って助け合ってきたふたりですが、
次第に何を考えているのか、分からなくなってきました。
これって、「夫婦」そのものを描いているのではないかと
思いました。夫婦ってそんなものですよね。
結婚した当初は明るい未来を思い描いて夢に
溢れていますが、次第に考えの違いなども出てきたり・・・。
それにしても、松たか子さんの演技は
すばらしかったです。さすがですね。
顔の表情と心の中が違うというか、
顔では笑っているけど、心では泣いている。
そんな演技をたくさん魅せてもらった気がします。
夢売るふたりは1度では理解できない部分も
多い映画だったので、せめてあと1回は観たいと思います。
見た分だけ見えてくるものがある
と、こんなふうに思った映画でした。
夢売るふたり 感想。
私は好きなタイプの映画でしたよww